初めての父子二人旅 ~二日目 温泉と日本自動車博物館そして帰宅~
子連れ旅人です。
ずっといつかやろうと思っていた父子二人旅。
一日目は、福井県立恐竜博物館と北陸の海の幸を堪能しました。二日目には、どんな冒険が待ち構えているのでしょうか?
ちなみに、一日目の記事はこちらになります。
【目次】
「子連れ旅」は早寝早起き。健康的でした。
一日目は、8時半にはぐっすりと父子そろって眠ってしまった私たち。
早く寝れば当然起きるのも早くなります。6時には二人そろって起床しました。
朝食の時間は6時半から。父子そろって爽やかな早起きスタートとなりました。
ホテルの朝食
今回利用した、「旅作」のプランには朝食が含まれていました。
さっとシャワーを浴びると、二人して朝食会場のレストランに向かいます。
「旅作」検討時の記事はこちらから。
和食も洋食もそれぞれ準備されていました。
朝からナポリタンも食べられます。(食べなかったけど)
ちなみに、うちの子はここのクロワッサンが気に入ったらしく、満足そうに食べていました。
和食も、ごく普通のメニューでした。ただ、個人的にはもうちょっと地元カラーを出すといいな・・・なんて思いました。
ジュース類はそれなりに充実していました。
子供用のカラトリーも準備されていました。
うちの子も、おとなしく食べてくれました。
今回ビュッフェスタイルの朝食を利用して気が付いたのですが、実は二人旅の場合は何気にビュッフェは使いにくいですね。(3人なら問題なし)
4歳にもなれば、少しであれば目を離して自分の食事をとりに行くこともできますが、3歳くらいだと一人で待てないですよね。都度子供を連れて料理を取りに行くのは結構大変です。
父子二人旅で、子供がとても小さい場合は注文式にするか、外で買って部屋で食べるほうがいいかもしれません。
食後は、近所のホテルで散歩
ゆっくり食事をとってもまだ8時前。これから観光名所を回るには早すぎます。(大体やっていないので) 部屋で父子でゆっくり話しつつ「ひよっこ」を見終えると、ホテルのすぐ近くにある福井中央公園で少し散歩をしました。
天気も良く、大変気持ちよく走り回っていました。
(PENのトイモードを使って撮影してみました)
公園のすぐ横には、福井神社が・・・
ここは、松平春嶽公が祭られているとのことで、幕末~維新期の歴史が好きな私にとってはちょっと感慨深いものがありました。
そうそう、福井といえば越前藩。幕末の歴史を語るうえで欠かせない人物を何人も輩出していますね。ホテルに戻ると・・
「今月の福井の偉人」で橋本左内が紹介されていました。
個人的にはこういったの好きです。
ホテルを出発しあわら温泉へ
うちの子が、今回の旅に来たらやりたいことの一つに、「温泉に入る」というのがありました。どうも広いお風呂につかるのが好きなようです。
部屋に戻りネットで調べると、福井から比較的近いのはあわら温泉。ホテルからは車で40分ほどの距離にありました。しかし日帰りで、昼間から入れそうなお風呂は、それほどありません・・
ただ、1つだけありました。公共の施設のようなのですがセントピアあわら。こちらは10時からやっているようです。早速9時にチェックアウトして、温泉に向かいました。
セントピアあわらへ
行ってみると、結構立派な建物でした。
中に入ってみて、一番最初に気になったのは・・
ここ、飲湯ができてさらに温泉たまごも作れます。(写真左後ろ部分)
お風呂に入る前に2Fで生卵(1個40円)を購入し、入れてからお風呂に入ると、出てくることには出来上がるとのことです。
早速玉子を買いに行きます。
(写真には移っていませんが、卵に絵や字を書いて誰の卵かわかるようにしておきます)
~そして入浴・・・~
平日の午前中だというのに、結構地元の方でにぎわっていました。
温泉というよりも文字通り銭湯といった雰囲気でしたが、広いお風呂にうちの子も楽しそうでした。
(ちなみに、平日は小学生以下は無料とのこと。入浴料は大人1人500円でした)
風呂上りには、これですよね。
そのほか、写真を撮るのを忘れたのですが、小さいながらも子供の遊び場も準備されていましたので、子連れ旅にはとても使いやすい施設だと思います。
気になる温泉たまごは?
温泉から上がり、一休みすると早速温泉たまごのところに・・
食器と塩は生たまごを売っている売店で借りることができます。
ちゃんと出来上がっていました。いい半熟具合です。
ちなみに、うちの子は卵の黄身があまり好きではなかったのですが、自分が作った卵は別らしく、「おいしい~」と言って、ペロッと食べてしまいました。
東尋坊か・・・それとも
セントピアでちょっとくつろいでいると、福井の観光名所を紹介するVTRが流れていました。そう、福井といえば東尋坊。うちの子とともに見ていると「東尋坊行ってみる?」と聞くと、「うん・・」と返事をしてくれました。
ただ、時間的に考えると東尋坊に行ったらほかの施設にはあまりいけないかな・・などと思い、念のために「自動車博物館とどっちがいい?」と確認したところ。
「自動車博物館がいい!」と当たり前の答えが返ってきました。まあ、当然ですよね。
車好きなら、一度は行ってみよう。日本自動車博物館
うちの子よりも、車好きの私が行きたかった場所かも・・という噂もありますが、石川県の小松市には、日本最大級とも呼ばれる自動車博物館があります。
日本自動車博物館とは?
実業家であった前田彰三さんという方が、個人収集した自動車をもとに、自社の旧社屋を利用して開設したのが始まりだそうで、自動車が使いつぶされていく風潮を良しとせず、自動車メーカーですら自社の自動車を保存していないことに疑問を感じ作ったものだそうです。
日本最大級ということで、展示されている車の数は半端ないです。
子供も大はしゃぎ、日本自動車博物館
早速記念撮影
なぜか、背後霊のようにしか撮らせてくれません・・・
入場料は、券売機で大人1,000円。小人は小学生以上が500円。
規模と内容の割には大変良心的な価格でした。
入ってすぐに大興奮しているうちの子をなだめつつ、美人の受付のお姉さんにチケットを渡すと「まずは、4階から見て行ってください」とのこと。
早速見て回ります。
いすゞのPIAZZA懐かしい・・
ホンダのシティー。小学生時代によく目にしたCMが頭の中で流れます。
これは・・・WRCの世界で一世を風靡したフィライングフィンの一人、ユハ・カンクネンの乗ったST185トヨタセリカ GT-FOUR!!
やはり小学生時代に人気のあったマツダのサバンナ・・・
大好きなポルシェを見つけ、大興奮のうちの子
ダイハツに・・
ホンダに・・
これは私の生まれる前の車ですが、日野コンテッサ・・
いすゞベレル・・
三菱ギャランに・・
ダイアナ妃が来日した際に乗ったというロールスロイス
なぜか金箔で作られたマツダカペラも・・
こんなかわいい車があったんですね・・・ちなみにこれを作ったのは小松製作所の前身である富士自動車とのことです。
私が高校生くらいまで作られていた東ドイツのトラバント。車体が紙でできているなんで言われていましたね。これが東ドイツが昭和40年に出した車・・
一方で、それよりも10年前に西ドイツが送り出した車がこれ・・
個人的には、見た中ではこの車が一番美しいな・・・なんて思っていました。夏木陽介さんのコレクションだそうです。それにしてもこの車が世に出されたのが昭和30年。今から60年以上昔だなんて・・・
私は車好きな中でも、それほどメルセデス好きなほうではないのですが、さすがベンツは偉大です。
そうそう、うちの子は子供向けのコーナーで、足漕ぎの車に夢中になっていたり・・
実車以上に、模型に興味を示していたり・・
もしや、将来は走り屋??
86に以上に興味を示していました・・
あ、、ちなみに、パンダさんもいましたよ^^
何分、日本最大級なのでご紹介させていただいた写真はごくごく一部です。特に国産車ばかり掲載しましたが、外国車もたくさん展示されています。
北陸方面に行かれる方、車好きの方は是非行ってみてください。(子供よりもわたくしが楽しんだという説も・・・)
小松駅近辺でちょっとお食事
いよいよ、帰る時間が近づいてきました。
自動車博物館に行くときに、うちの子はお昼寝をしていたので、昼ご飯を食べ損ねています。ということで、14時を過ぎていたのですが、小松駅周辺で飲食店を探しました。
しかし・・ランチタイム終了とのことで、空いている店が少ない・・
そんな中、竹屋さんというお寿司屋さんを見つけ、おいしい定食をいただきました。
最近マグロにはまっているうちの子は、迷わず鉄火巻を注文。あっという間に食べきってしまいました。
私は、お刺身の定食。
いよいよ小松空港から家路へ
小松空港に向かう途中、頭上には何機かF15を飛んでいくのを見つつ、空港に向かいました。
Timesに車を返却すると、その車で荷物毎空港まで送ってくれるので、子連れには大変助かりました。
今回の旅作にはANAフェスタで使えるお土産クーポン券付き
今回、わたくしが予約した旅作のプランには、お土産クーポン券1,000円分がついていました。子供と2人で2,000円分です。
ANAフェスタでは、今回の留守居役であった奥さんや職場等として使わせていただきました。オーバーした分は、ANAカードで支払うことによって10%引きになります。お得ですよね。
小松空港のANAラウンジへ
私は、ANAのマイレージは平会員なのですが、UAはPremier Gold会員なので、ANAラウンジを利用させていただきました。ちなみに、マイルはANAへの加算を選んでも、UAのマイレージカードを提示すれば、ANAラウンジの利用は可能です。
私は、生ビール。
そのほかのアルコール類も準備されています。
帰りの飛行機は、B-737 。満席でした。
帰りの窓からの景色・・・こういう景色結構好きです。
今回は、行きに折り紙セット。帰りに飛行機風船を子供用のお土産としていただきました。
帰宅後
うちの子は、大はしゃぎで奥さんに旅の話をずっとしていました。
福井の恐竜博物館に、自動車博物館、それに温泉。
どれも大満足のようでした。
私としても、父子二人旅は、正直疲れはしたのですが、それ以上に楽しかった・・また企画したいな・・などと子供とこっそり話しています。
うちの子も、すでに4歳です。あと3年弱で小学生。
父子二人旅というのもスケジュールの調整や、生まれたばかりの妹君もいるので、なかなか難しくなっていくでしょう。
是非、お金やマイルの都合もありますがそれ以上に、無理のない範囲で行けるうちに行っておきたいな・・と思いました。