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ユナイテッド3411便での出来事で思ったこと(雑記です)

子連れ旅人です。

 

プロフィールにあるように、私はユナイテッド航空を20年近く乗り続け、2015年にミリオンマイラーを達成しました。

 

ということもあり、ユナイテッド航空3411便での出来事か広まるにつれて、周囲の友人からメールなどが来たりしています。

↓で動画は見られます。

www.bloomberg.com

 

友人の一人は、かつてはユナイテッドをちょくちょく使っていた事もあり、

「フレンドリースカイも地に落ちたな・・」などと言っておりました。

 

感想を求められるとすれば、

「まあひどいね~」と長らくユナイテッドを利用した私でも思います。

 

 

ちなみに、当のユナイテッドのCEOは謝罪しています(あたりまですが)

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ただ、今回の問題を気にいくつか整理しておこうと思います。

 

ちなみにオーバーブッキング自体は、よく発生する

このことは、よく覚えておいた方がよいかと思います。

ちなみに、ビジネスクラスがオーバーブッキングして、エコノミーにダウングレードが発生するような事象も、私は数回見た事があります。(稀にですよ)

陸マイラーで修業を終えられたような方は、オーバーブッキングで飛行機に乗れないということはあまりないかと思います。

特にユナイテッドだから多いとかという問題でもなく、ANAでもJALでも起こることです。

 

ちなみにオーバーブッキング時にも席を確保する対策は一般的に2つ

やはりマイレージの上級会員になるか高いチケットを買う

報道でもある通り、ユナイテッドも高いチケットを買った乗客やマイレージの上級会員は優遇されると認めているようです。この手段は有効です。これを機会に頑張ってスターアライアンスゴールドを取ってしまいましょう。

早めにチェックインをする

一般的には既に乗った乗客は降ろされないといわれています。通常は、遅れてきた人が「申し訳ありません・・座席はありません」と言われます。今回は違いましたが。

今回のケースでも、カウンターで御断りをしてれば、そもそもニュースにはなることはなかったでしょう。

 

ただ、今回の事件については、ユナイテッド側の姿勢を問われるいくつかの問題点があります。

・そもそも乗客を降ろすことになった原因が、自社のクルーを乗せるためだった。

・ボランティアが名乗り出るまで条件をあげなかった。

 

うーんこれだけは微妙です。中には、約款には航空会社は搭乗を拒否できし、クルーが目的地にたどりつかなければ、別便に乗る人が困る。これは一見正論です。

ただ、考えてみてください。そもそも、人の手当をできなかったのは航空会社の責任。人を乗せるまでに調整をしていなかったのはユナイテッド自身。普通の客商売ではありえない対応です。LCCならともかくユナイテッドは一応フルサービスの会社です。そんな対応は頂けません。

 

ちなみに、この路線について調べてみましたが、

直行便一つとっても同日にルイビルに行けるフライトは、まだあります。

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乗客の事を考えれば1時間遅れのアメリカンの代替便に空きがあれば、他社への振り替えでボランティアを募ることもできたでしょう。乗り継ぎまで含めれば、代替案はいくらでも出せたはずなのに・・

聞く限りの話では、そこまで航空会社が頑張ったという話はないですよね。

 

 

ただ、冷静に見れば、ユナイテッド航空ばかりではなく航空局も問題。

今回の事件が大きくなったのは、航空保安職員が乗っている人を引きづり下ろしたこと。しかも暴力的手段で。

 

 

それでも、ユナイテッドは使わざるを得ないかと

SFCの上級会員の方は、ユナイテッドがいやだな・・と思っても、アメリカの地方都市に行く場合には、恐らく使うことになると思います。

全米をくまなくネットワークで結んでいるのは、ユナイテッド、デルタ、アメリカンの3社。特にユナイテッドは経験上地方都市に行くにはとても使いやすい航空会社です。

また、アメリカでは機内預けは有料なのが一般的です。それがマイレージの上級会員なら免除されます。やはりSFCほかスタアラゴールド保持者で、アメリカに行くにはなんだかんだ言ってユナイテッドは使わざるを得ないかと。

そのため今回の事件を機に、ユナイテッドには、サービスの根本をぜひとも見直してもらいたいと思います。

 

それでも、飛行機が乗れなかった時のために・・

クレジットカードの遅延保証の有無を確認しておきましょう。

ついていなければ、初年度年会費無料キャンペン等を利用して、入ってから出かけましょう。(出かけるときは忘れずに!)

 

 

 

取りとめのないななしですが、今回はこの辺で。